2010年02月05日

モンスターペアレント対策で手引書 都教委 7万部、全教員に配布へ(産経新聞)

 ■言い逃れしない/相手をねぎらう

 学校に対し理不尽な要求をする保護者「モンスターペアレント」が急増している問題で、東京都教育委員会は28日、問題親への対応策を示した手引書「学校問題解決のための手引」を作成したと発表した。今年度中に約7万部を印刷し、都内公立学校の全教職員に配布する。

 都教委によると、平成20年度の実態調査で、保護者らの要求に対し返事を待たせるなど学校側の初期対応に問題があり、要求をエスカレートさせた事例が半数以上にのぼることが判明。手引は初期対応の改善などで、保護者や地域住民と協力関係を築き、問題を未然に防ぐことを目指しているという。

 手引は、調査で浮かび上がった傾向に基づいて考えられた具体例や、問題解決までの方法を書き込むワークシートを盛り込んでおり、研修にも利用できる。

 例えば、学校を休みがちな子供の父親が来校し、大声で子供への土下座などを要求した事例。手引では保護者の気持ちを書き込ませ、「保護者の事情や心理状態を想像し、言い分を受け止めることが第一」とする。その上で、組織的に対応することや子供に対して指導を尽くす姿勢を示すことなどを勧めている。

 このほか、「言い逃れをしない」「相手をねぎらう」など「保護者等と接する心得10カ条」も示した。

 手引の作成委員会に加わった苦情・クレーム対応アドバイザー、関根真一氏の分析によると、教職員は苦情の原因を「相手の勘違い」「いちゃもん」と考える傾向が他業種の人に比べ高く、「こちらの配慮不足」とする傾向が低いという。

 都教委幹部は「教員には苦情を『事実』『推測』『要望』『無理難題』といったように整理して考えられるようになってほしい」と話している。

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<温室ガス削減目標>小沢環境相、国内15〜25%軸に検討(毎日新聞)

 小沢鋭仁環境相は2日、20年までの温室効果ガス削減目標「90年比25%減」達成の具体策について、「国内で15〜25%」削減する案を軸に検討する方針を明らかにした。関係省庁の副大臣級会合で3日から協議を本格化し、3月に検討結果を公表する。

 小沢環境相は会見で、25%減の内訳案として「3パターン程度を(3日の会議に)出したい」と述べた。(1)国内の取り組みで15%減・海外から排出権購入などで10%減(2)国内で20%減・海外分で5%減(3)国内だけで25%減実現−−の3パターンで、それぞれのケースで必要な太陽光発電の導入量などを示すという。昨年、国民負担などの再試算をした専門家チームは、「国内で10%減・海外分で15%減」案も検討していたが、「(国内で)10%減はあまりに低い数字で、(温暖化対策として)意味がないと判断した」(小沢環境相)という。

 環境省は削減目標を盛り込んだ地球温暖化対策基本法案を今国会に提出する方針。【大場あい】

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